「ユーザーガイドの説明が長すぎてよく分からない」という意見があったので、MAMプレイヤーユーザーガイドの簡易版を作ってみました。
こちらへ→MAMプレイヤー ユーザーガイド (簡易版)
このページのWikiを用意いたしました。
まだ未完成であるため、よりよいガイドをつくるために、
加筆、修正等お願いいたします。
妥当性が確認でき次第、このページにも反映させていきたいと思います。
MAMプレイヤー ユーザーガイドのWiki
MAMプレイヤー ユーザーガイド
(page 1)
ミュージック・アニメーション・マシーン
MIDIプレイヤー/ビューワー
(MAMプレイヤー)
ユーザーガイド
このユーザーガイドは、すでに公開された特別版や限定版にも対応しています。
(page 2)
概要
MAMプレイヤーは音楽を再生しながら、MIDIデータに応じて(そしてそれに対応した)、
様々な種類のグラフィック表示ができるMIDIファイルプレイヤーです。
特徴
・MIDIファイルを再生しながら、MIDIデータから作成されたディスプレイを表示します。
・MIDIの入力から、リアルタイムでディスプレイを表示します。
・表示方式:棒グラフ、ピッチクラス、インターバルタイプ、トーナリティ、トライアッド
動作環境など
・Windows XP 以外では、正常に作動しない可能性があります。(確認中)
・Mac OS には、対応していません。
・MIDIを記録することはできません(特別な場合を除いて、記録されたMIDIを保存する
ことができません)。
・カスタムディスプレイの色は、対応したファイル形式(互換性をもつ、非MIDI形式)での
み保存されます。
・MIDIシステム・エクスクルーシブ・メッセージには、対応していません(もしくは、独自
の形式で保存されます)。
・ファイルに関連する操作では、時間がかかることがあります。(例 上書きに時間がかかる)
・あるユーザーインターフェイス操作では、完了までに時間がかかることがあります。(例 長
い距離をスクロールした場合)
・フレームのないフルスクリーン・モード(コンサート用など)には、対応していません。
・マウスによる操作は、オートリピートできません。
もくじ
ページ 説明
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2 概要、特徴、動作環境など、 もくじ
3 クイックスタート
4 表示方式および表示設定
11 メニューについて
12 ライブ演奏について
13 こんなときどうする
14 FAQ(別名:まだまとまっていません)
(page 3)
クイックスタート(5ステップ)
1. まず、サイト(www.musanim.com/player)から、MAMプレイヤーをダウンロードしてください。
2. ZIPファイルを右クリックし、フォルダへ保存してください。
3. フォルダ内にある MAMPlayer.exe をダブルクリックしてください。
4. mamx files のうち一つのファイルを開いてください。
5. スペースキーを押すと、再生されます。
(page 4)
表示方式および表示設定
MAMプレイヤーの表示は、View menu(ビューメニュー)の
Display type(表示方式)の項目によって選ぶことができます。
表示方式は、下に示してあります。さらに詳しく知りたい方は、
MAMヒストリーページ(www.musanim.com/mam/mamhist.htm)にアクセスしてください。
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1.ピアノロール(MAM)表示
ミュージック・アニメーション・マシンのデフォルトではこれになっています。
時間は左から右へ(すでに再生した部分は左の方に、これから再生する部分は右のほうにあり
ます。)音の高さは、上下(高い音は、より高い位置)で表示されます。
このディスプレイでは、様々なものがカスタマイズできます。
・音の幅---------上下の矢印キー
・音符の色-------1か所だけ変える(それぞれの楽器もしくは音をあらわす線は、その部分
だけいろが変わります)こともできますし、音階名によって変える(ドの音が全部同じ色、
レの音が全部同じ色など)こともできます。
さらに詳しく知りたい方は、
www.musanim.com/mam/pfifth.htm
を参照してください。
・場所ごとにまとめて色をつける----------音符を右クリックし、色の変更(Adjust color)
を選択してください。
・音名による色分けに使われる主音を選ぶ----------音符を右クリックし、主音に設定(Set
as tonic)を選択してください。その音符は、青に変わります。
・色を反転させる-------------ビューメニュー(View menu)で、
明暗の反転(Invert light/dark )を選択します
(白い紙に印刷するときに便利です)。
・音符の再生位置をみる--------------ビューメニュー(View menu)で、「音の始まる位置を
見る」を選んでください。
2.ピッチクラス(円形)表示
これは、「5段階(中心を1と数えると)に分けられた、カラフルな円」による表示です。
詳細は、
www.musanim.com/mam/pfifth.htm
をご覧になってください。
この表示方式では、曲の流れが4段階の間隔に表示されます。
最も内側の円はその瞬間に音がなるかどうかを、その次の円はその音がその後の1~2秒の間
もなり続けるかどうかを表します。残りの外側の円も同様ですが、
外側の円になるほど、色がよりゆっくりと表われたり消えたりします。
この表示方式の設定を変更することはできません。
(しかし、あなたが主音に設定した音は、一番上に表示されます。)
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3.インターバル(DYAD)表示
詳細は
www.musanim.com/mam/dyad.htm
をご覧になってください。
この表示方式の設定は、変更できません。
(page 6)
インターバル+ピッチ(YARN)表示
これは、音程と時間をふまえた上で、インターバル表示を行います。
誰かが「糸をまく道具(yarn)に似ている」といったことから、YARNと呼ばれています。
www.musanim.com/mam/hist21.html
も参考にしてください。
5.図形表示
YARNに似ていますが、それぞれのパートが独特の形をもっています。
www.musanim.com/mam/hist23.html
も参考にしてください。
(page 7)
6.調性に基づく表示(V12)
音階が表示される(左側が低音、右側が高音)ということと、
12音階が背景の線をもとに表示される(中心となっている部分に、視点が移動します)という
ことを除けば、インターバル(DYAD)表示と似ています。
www.musanim.com/mam/hist30.html
も参考にしてください。
この表示方式の設定を変更することはできません。
(しかし、あなたが主音に設定した音は、一番上に表示されます。)
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7.調性に基づくコンパス表示
インターバル(DYAD)表示と似ています。
しかし、その変化に基づいて音階に強弱(円の大きさで表されます)がついている点や、
音の高さ(音が低いほど、中心から離れた位置に表示されます)に基づいて表示される位置が
変化する点で異なります。
表示される複雑な図形は、振り子のように、その重心が一番下にくるように表示されます。
www.musanim.com/mam/hist30.html
も参考にしてください。
この表示方式の設定を変更することはできません。
(しかし、あなたが主音に設定した音は、一番上に表示されます。)
(page 8)
8.調性に基づくコンパスおよび棒グラフによる表示
この組み合わせでは、調性にもとづいて表示されるコンパスとともに、
その左側に棒グラフが表示されます。
www.musanim.com/mam/hist30.html
も参照してください。
詳しい設定は、「ピアノロール(MAM)表示」や「調性に基づくコンパス表示」の
説明が参考になります。
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9.トライアッド(格子状)表示
このピッチ・クラス表示では、ピッチは
www.musanim.com/mam/hist32.html
を参照してください。
10.線グラフ表示
(page 11)
メニューについて(その説明のある場所)
ファイル
開く(クイックスタート参照)
保存(FAQ参照)
名前を付けて保存(FAQ参照)
閉じる(FAQ参照)
終了
編集(対応していません)
表示
表示方式...表示方式および表示設定 参照)
...ピアノロール(MAM)
...ピッチクラス(円形)
...インターバル(DYAD)表示
...インターバル+ピッチ(YARN)表示
...図形表示
...調性に基づく表示(V12)
...調性に基づくコンパス表示
...調性に基づくコンパスおよび棒グラフによる表示
...トライアッド(格子状)表示
色の設定...(表示方式...ピアノロール(MAM) 参照)
演奏位置を示す線(FAQ参照)
音の始まる位置の表示...(FAQ参照)
MIDIキーボードメニュー(FAQ参照)
プログラムの診断(プログラムの診断および修正 参照)
演奏時間(演奏位置の時間表示)
主音設定...(表示方式...ピアノロール(MAM) 参照)
...ド, ド♯, レ, ... シ
MIDI
MIDI 入力
MIDI 出力
Microsoft GS Wavetable SW Synth
チャンネル1を有効にする(FAQ参照)
再生/停止(スペースキー)(クイックスタート参照)
ライブ演奏(ライブ演奏 参照)
ヘルプ<ここには特に書くべきことはありません>
ピアノロール(MAM)表示の際に、右クリックすれば、ポップアップメニューが開きます。
色を調節する(表示方式...ピアノロール(MAM) 参照)
主音を設定する(表示方式...ピアノロール(MAM) 参照)
(page 12)
ライブ演奏
パソコンに対応したMIDIキーボードをお持ちの方は、
MAMプレイヤーのライブ演奏機能を使うことができます。
まず、ツールバーのMIDIを選択し、MIDI入力(MIDI In)メニューから、
MIDI入力デバイスを選びます。
それから、ライブ演奏モードを選びます。
この場合は、曲が変更可能なため、すでに演奏し終えた(左側の)パートのみが
表示されます。
(page 13)
プログラムの診断および修正
MAMプレイヤーに関する問題解決のため、プログラムの診断を表示できるようにしました。
このメニューを選択すれば、プログラム診断のウインドウを開くことができます。
ソフトウェアの問題が検出されると、このように表示されます。
ERROR....
何か問題が起きた時に、プログラム診断でこのように表示されている場合は、
関連性があるかもしれません。
プログラムを終了した際に、プログラム診断のウインドウに表示されているものは
mamlog.txt
というログファイルに保存されています。
ですから、もしも、MAMプレイヤーが応答しなくなったり、作動しなくなった場合などは、
その症状とともにログファイルをメールしてください。
(page 14)
FAQ
問:MAMプレイヤーで、MIDIを入力したり、保存したりできますか?
答:申し訳ごさいません。再生機能しかありません。
問:それなら、どうしてファイルメニューに「保存」や「名前を付けて保存」という項目があ
るのですか?
答:それは、それぞれの曲の色の設定を保存するためです。
問:MIDIファイルでは、色の設定を保存できないのですが。
答:MIDIファイルのスペックではないからです。
問:ファイルメニューの、「閉じる」とはなんですか?
答:たいしたものではありません。ただ、ファイルを読み取ったウインドウを閉じるだけです。
問:YouTubeでみたMAMプレイヤーの動画には、うっとおしい線が入っていなかったのですが?
答:ビュー(View)メニューの再生位置表示(Now Line)の設定を変更することで消すことができ
ます。MAMやLINS表示でみられるものです。
問:「MIDIキーボードメニュー」とはなんですか?
答:もし、MIDIキーボードをお持ちでしたら、MIDIキーを押すことで一部を操作できます。
しかし、これは自分のためにつけた機能なので、ほとんどの人には不要だと思います。
問:音が表示とずれているのですが?少し遅いようです。
答:MIDI出力の設定が、"Microsoft GS Wavetable SW Synth"(デフォルトのウィンドウ
ズのシンセサイザー)になっていませんか?他のシンセサイザーではこれは起こりません。
問:QuickTime や AVI や WMV といった形式のMIDIファイルのの動画は、
どうやって作るのですか?
答:自分では試したことがありませんが、Hyperionics HyperCam softwareを使うことで可能
のようです。
問:どうやったらもっとリズムをはっきりととらえることができますか?
答:部分的に、もしくは全体的に音のスタートラインを表示する設定をしてみてください。
(ビューメニュー参照)
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end
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MAMプレイヤー ユーザーガイド一覧
MAMプレイヤーに関する記事一覧です。